今週末【夏季特別オークション】×【粋・古美術オークション】開催!日本アート評価保存協会のスペシャル対談も掲載

2022/07/05

 今週末7月9日(土)、【夏季特別オークション】×【粋・古美術オークション】を開催いたします!
 2部構成の今回オークションでは、前半の【夏季特別オークション】にてメインの絵画やジュエリー、工芸品などが、後半の【粋・古美術オークション】では、日本アート評価保存協会の評価委員監修のもと、厳選された古美術が出品されます。
 今週コラムでは、【夏季特別オークション】の注目作品をご紹介いたします。

Lot.29 ベルナール・ビュッフェ≪La Baume Ⅱ≫
Lot.30 ベルナール・ビュッフェ≪Oiseaux sur une branche≫

 Lot.29は、ビュッフェが南フランスに構えた自宅「ボームの館」を描いた1作です。1988年に「ボームの館」を主題とした展覧会を日本で開催し、本作も出品されました。Lot.30は1964年の作で、画家特有の鋭い黒線が、鳥の尖ったクチバシや尾羽、木の枝を効果的に表現しています。

Lot.38 ロッカクアヤコ≪Untitled≫
 近年、ますます人気が高まっている現代アーティスト・ロッカクアヤコ。今回出品作は、縦140cm×横258cmの大画面を、画家の代表的なモチーフである女の子や、恐竜、花などが埋め尽くしています。カラフルで愛らしく、直接手で描くことで生まれるポジティブなエネルギーにあふれる1作です。

Lot.65 ≪5.01ct ハートブリリアントカット ダイヤモンド ルース≫
 本作はGIA DIAMOND GRADING REPORT にてD-Internally Flawlessの評価がついています。このほかにも、希少なロシア産であるLot.55≪4.14ct アレキサンドライト ルース≫など、全20点のジュエリーが出品されます。

Lot.75 加守田章二≪彫文壺≫
 陶芸家・加守田章二は短い生涯のなかで、次々に作風を変容させ、独創的な造形表現を展開しました。本作は『加守田章二全仕事』にも掲載されており、1970年の作品群を特徴づける曲線の彫文が印象的です。

 上記のほかにも、棟方志功ピカソ山口長男ウォーホル北大路魯山人など、著名な作家作品が目白押しです。
 【粋・古美術オークション】でも、青木木米の重要美術品や尾形乾山など、注目の作品がそろいます。【粋・古美術オークション】について、日本アート評価保存協会の評価委員の先生方によるスペシャル対談も行われましたので、ぜひこちらもご覧ください。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
夏季特別オークション × 粋・古美術オークション
■開催日:2022年7月9日(土)11:00~
■下見会:
7月6日(水)10:00-18:00
7月7日(木)10:00-18:00
7月8日(金)10:00-15:00
■会場:アイアート株式会社 (東京都港区新橋5-14-10 新橋スクエアビル 3F)