来週末開催! 第65回オークション下見会を新橋で開催しております

2020/09/16

 来週9月26日(土)、秋季特別オークションを開催いたします!
 今回オークションの会場は、表参道すぐそばのスパイラルホールです。24日(木)・25日(金)で下見会も開いておりますので、ぜひお立ち寄りください。(※下見会・オークション当日ともに感染予防対策実施中・完全予約制となっております。)
 今回コラムでは、注目出品作品の一部をご紹介してゆきます。

Lot.52 Léonard Foujita (藤田 嗣治)≪少女と猫≫
    エスティメイト:\13,000,000~20,000,000
 近年、国内外でますます評価が高まっている、藤田嗣治の水彩画です。愛らしい少女と猫は、藤田作品の中でもとりわけ人気のモチーフで、画家を象徴するアイコンともいえます。独特の繊細な筆致で描かれた本作は、画家の魅力がつまった1作です。
 また、今回オークションには本作の他にも、藤田の鉛筆画2点が出品されています。

Lot.68 Maurice Utrillo(モーリス・ユトリロ)≪Caserne Charpentier, Soissons (Aisne)≫
    エスティメイト:\7,000,000~10,000,000
 独特の詩情を込めた風景画を数多く残したユトリロ。本作はエーヌ県ソワソンにあった兵舎を題材にし、画家の「色彩の時代」らしい色彩と黒い輪郭線の画面の中で、広い白色の壁は哀愁を呼び起こし、何気ない風景にノスタルジックな雰囲気を漂わせています。

Lot.64 Jean Pierre Cassigneul (ジャン・ピエール・カシニョール) ≪Danseuse (ダンサー)≫ 
    エスティメイト:\6,000,000~8,000,000
 正面を見据える女性の、アンニュイな表情が印象的な一枚です。赤い花飾りや、エメラルドグリーンの影は、ファッショナブルな感性を感じさせ、作者らしい甘美な女性像が描かれます。今回オークションでは、同作家のLot.63≪Nu au chapeau Vert≫も出品されます。

Lot.56 荻須 高徳≪Misericordia, Venise (ミゼリコルディア, ベニス)≫
    エスティメイト:\4,500,000~6,500,000
 荻須高徳は、半世紀以上フランスに滞在し、パリで最も著名な日本人画家の一人です。人々の息遣いを感じさせる重厚な風景画で知られる画家は、パリに劣らぬ歴史と建物の構築性をもつイタリア・ベニスも好み、本作でも独特の水辺の風景を描いています。また、同じく荻須のLot.55≪Hôtel de Guise≫もご覧ください。

 上記の他にも、コンテンポラリーや浮世絵、陶磁器など全151点が出品されます。
 下見会は、スパイラルホールの他、今週9月17日(木)まで新橋オフィスでも開催しております。ご来場をご予定の方は会社または担当までご一報ください。
 皆様のご参加をお待ちしております。

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〈秋季特別オークション〉

■開催日:2020年9月26日(土)13:00-
■下見会:
9月24日(木)10:00-20:00
9月25日(金)10:00-18:00
■会場:スパイラルホール(スパイラル 3F)東京都港区南青山5-6-23