今週末2月22日(日)第93回オークション開催! 上村松園・藤田嗣治などが出品!

2026/02/18NEW

 来週末2月22日(日)、第93回オークションを開催いたします!
 2026年最初のオークションも注目の作品が目白押しです。コラムでは出品作品のご紹介をいたします。

Lot.55 上村 松園
《初春図》
 美人画の第一人者である上村松園による本作は、凛とした品格と瑞々しい柔らかさが宿る珠玉の1作です。愛らしい顔立ちやたおやかな手もと、華やかな振袖姿には、「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵」を生涯にわたって追求した画家の理想を体現していることがうかがえます。

Lot.69 Léonard Foujita (藤田 嗣治)
《小さな騎士》
 本作は中世ヨーロッパのペイジ(騎士見習いの少年)風の装いをした少年、ナポレオン3世ゆかりのエルメス製の木馬、藤田が愛好したタペストリーなど、画家のこだわりがつまった夢想の世界が描きだされています。
西洋の伝統的な主題である肖像画を彷彿とさせる構図は、日本人として西洋絵画に挑む画家の気概を感じさせ、また水彩という画材がもつ透明感をいかして少年らしい爽やかさ、子どもらしい柔らかさを表現し、画家の新たな魅力をきづかせてくれる1枚です。

Lot.70 Léonard Foujita (藤田 嗣治)
《祈る母と娘》
 祈りを捧げる母娘の横顔は美しい輪郭を描き、極細の線でふちどられた手指のなめらかな表現は、藤田がパリの画壇で絶賛された線描の妙を味わうことができます。
藤田は日本人として西洋画の本場でどうすれば認められるか苦悩するなかで、東洋画の物体の核心に捉える的確な線を再発見しました。画家がたどりついた、東洋の「和やかな優婉、素朴、風雅、幽玄、繊細等の味」を本作でご堪能ください。
上記以外に、藤田作品ではLot.71《美人》Lot.72《魚》が出品されますので、こちらも合わせてご注目ください。

 また今回は、19世紀末からパリで活動したナビ派のひとり、ヴュイヤールの作品が出品される大変貴重な機会になります。「親密派」と呼ばれる、家庭的で温和な空気と、ゆらめくような光と豊かな色彩、華やかさと繊細さがとけあう独特の調和をぜひご覧ください。
 このほかにも、ユトリロベルナール・ビュッフェパスキンなどの洋画や、小野竹喬や村上華岳などの日本画がそろいます。また、コンテンポラリーからは草間彌生、古書画からは狩野山雪松村呉春の屏風、白隠慧鶴の掛軸などが出品されます。
 工芸からは、前回オークションで好評を博しました印籠なども多数出品されますので、ぜひご注目ください。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

オンラインカタログ

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第93回オークション
■ 開催日 ■
2月22日(日)12:00-

■ 下見会 ■
2月18日(水)10:00-18:00
2月19日(木)10:00-18:00
2月20日(金)10:00-18:00
2月21日(土)10:00-15:00

■ 会 場 ■
アイアート株式会社
東京都港区新橋5-14-10 新橋スクエアビル3F