2026/02/12NEW
来週末2月22日(日)、第93回オークションを開催いたします!
2026年最初のオークションも注目の作品が目白押しです。コラムでは出品作品のご紹介をいたします。
19世紀末からパリで活躍したナビ派のひとりであるヴュイヤールは、ナビ派の描線と色彩が調和する装飾的な画風を用いて、画家の親しい人々やありふれた日常風景を描き、「アンティミスト(親密派)」とも呼ばれました。本作でも、豊かで暖かな色彩、厚塗りの絵肌によるや光のゆらめき、華やかさと繊細さがとけあう画家独特の美しさを味わうことができます。
大胆な構図やデフォルメなどの絵画革新をめざしたナビ派は、「近代絵画の先駆者」として美術史上に確かな位置を占めています。その一員であったヴュイヤールの作品が日本のオークションに出品される機会はたいへん希少であり、また本作は1970年代に開催された展覧会に出展された経歴ももつ点でも貴重です。ぜひ本作から、画家の唯一無二の魅力をご堪能ください。
本作は、ユトリロの絶頂期とも謳われる「白の時代」(1909-1914年)に描かれた作品で、建物や道路はそれぞれに異なるニュアンスをもった白で彩られ、独特の寂寥感をにじませます。そして画面の中央を占めるのは、13世紀から続く歴史をもつノートルダム教会の鐘楼で、キリスト教や教会に特別な思いを抱いていた画家の心情が反映されているようです。
1920年代、世界中からパリに集った芸術家たちはエコール・ド・パリ(パリ派)と呼ばれましたが、そのなかでもパスキンは独自の画風を確立し、華やかな生活を送ったことから「モンパルナスの王子」と称されました。
本作は画家の最晩年の作にあたり、「レザネ・ナクレ(真珠母色の時代)」の淡く透明な色調と繊細な線描による、官能性とメランコリーを漂わせる本作は、画家の魅力を余すことなく伝えています。
上記以外にも、藤田嗣治やベルナール・ビュッフェ、上村松園や小野竹喬などの絵画や、草間彌生などのコンテンポラリーのほか、前回大きな盛り上がりを見せた印籠が多数出品されます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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■ 開催日 ■
2月22日(日)12:00-
■ 下見会 ■
2月18日(水)10:00-18:00
2月19日(木)10:00-18:00
2月20日(金)10:00-18:00
2月21日(土)10:00-15:00
■ 会 場 ■
アイアート株式会社
東京都港区新橋5-14-10 新橋スクエアビル3F


