来週末12月7日(日)第92回オークション開催! 千住博・藤田嗣治・平山郁夫などが出品!

2025/11/26NEW

 来週末12月7日(日)、第92回オークションを開催いたします!
 2025年最後のオークションでは、およそ430点超の多彩な作品が出品されますので、ぜひ一度カタログや下見会をご覧ください。
 コラムでは注目作品をご紹介いたします。

 
Lot.101 千住博
《ウォーターフォール》
 現代日本画を代表する画家・千住博の代名詞ともいえる『ウォーターフォール』シリーズより、100号の大作が出品されます! 漆黒の空間に白い飛沫をあげて流れ落ちる水の表現は、滝の迫力と清涼さを伝え、幽玄な美しさをかもしだします。
 千住作品からはほかにも、金の水面と青い木々の対比が鮮やかなLot.100《光の回廊》や、版画作品が出品されます。

Lot.137 Léonard Foujita (藤田 嗣治)
《ヴェールを被る女性》
 藤田嗣治にとって「女性」というモチーフは、生涯を通じて最も重要な主題のひとつでありました。今回出品作の女性の、静謐さと人間的な温もりが交錯する佇まいは、画家特有の気品と精神性の結晶といえるでしょう。
 本作以外にも、Lot.135《婦人像》Lot.136《テーブルと椅子と静物》、また版画など多数の藤田作品がそろいますので、ぜひご注目ください。

Lot.97 平山郁夫
《法隆寺の塔》
 仏教やシルクロードをテーマに描き、悠久の歴史と壮大なロマンを絵画に表現した平山郁夫による作品2点が出品されます。Lot.97の幻想的な光景は、画家が若い頃にはじめて法隆寺を訪れた時の感動をそのままに伝えているようです。Lot.98《飛天》は、仏教美術で古くから見られる飛天の神秘的な優雅さを表し、日本やアジア各地の仏教遺跡を見てきた画家の理想がつまった1作です。

 
Lot.179 柴田是真
《圓窓鍾馗》
 江戸時代末期から明治中期に活躍した絵師・蒔絵師である柴田是真による本作は、厄除けの神として知られる鐘馗のいかめしい顔と、逃げ惑う小鬼の姿を描き、是真らしいユーモアにあふれた優品です。

 上記のほかに、日本のオークションに出るのはたいへん珍しいタマラ・ド・レンピッカや、ユトリロビュッフェなどの海外作家、日本人画家からは速水御舟佐伯祐三国吉康雄などが出品されます。絵画以外にも草間彌生の版画や、印籠などの漆器、ブランド品も含むジュエリーなど目白押しです。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

オンラインカタログ

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第92回オークション
■ 開催日 ■
12月7日(土)12:00-

■ 下見会 ■
12月3日(水)~ 5日(金)10:00-18:00
12月6日(土)10:00-15:00

■ 会 場 ■
アイアート株式会社
東京都港区新橋5-14-10新橋 スクエアビル3F