「個人コレクション 現代アート×エルメス」特別オークション落札結果【落札率100%! 加藤泉が好調】

2025/11/25NEW

 先日11月15日(土)、「個人コレクション 現代アート×エルメス」の特別オークションを開催いたしました!
 下見会から多くのお客様にお越しいただき、オークション当日も会場では「エルメス」グループの一族が所有するシャトーのボルドーワイン「シャトー・フルカ・オスタン」と、キャビアや料理などを楽しみながらご参加いただき、たいへんな賑わいとなりました。
 おかげさまで本オークションの出品作品はすべて落札され、多くの作品でエスティメイトを超える結果となりました。
 以下、落札価格TOP5です。

Lot.4 Willem Van Genk (ウィレム・ファン・ヘンク)《Internationale》 落札価格:1,552万5,000円

Lot.25 加藤泉《Untitled》 落札価格:1,150万円

Lot.24 加藤泉《Untitled》 落札価格:598万円

Lot.26 加藤泉《Untitled》 落札価格:598万円

Lot.28 加藤泉《Untitled》 落札価格:598万円
(※上記価格は手数料込み)

 Lot.4の作者であるウィレム・ファン・ヘンク(1927-2005)はオランダの画家・グラフィックアーティストで、自閉症や統合失調症等を患いながらも、空想と現実が混在するパノラマの都市景観やコラージュ作品を制作しました。アウトサイダーアート/アール・ブリュットを代表する作家の一人に挙げられ、欧米の美術館やギャラリーでも個展が行われています。今回オークションでも海外からの入札が多く、落札金額を見ても、その人気の高さをうかがうことができます。
 また、今回の目玉の一つであった加藤泉も大きく競り上がり、上記以外にもLot.27が414万円、Lot.29が575万円で落札され、加藤作品全てが今回オークションの上位を占めました。不気味だけどどこかかわいい、不思議な魅力をそなえた唯一無二の世界観をもつ加藤泉の評価は、今後もますます高まることでしょう。
 そして、エルメス部門はいずれのジャンルもたいへんな盛り上がりを見せ、Lot.215《Birkin 40》が368万円で落札されたほか、多くの作品がエスティメイトを超える結果となりました。

 次回、第92回オークションは12月7日(日)に開催いたします。
 すでにオークションカタログもお客様のお手元に届きはじめ、オンラインカタログも公開しておりますので、ぜひ2025年最後のオークションもお楽しみください。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

オンラインカタログ

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第92回オークション
■ 開催日 ■
12月7日(土)12:00-

■ 下見会 ■
12月3日(水)~ 5日(金)10:00-18:00
12月6日(土)10:00-15:00

■ 会 場 ■
アイアート株式会社
東京都港区新橋5-14-10新橋 スクエアビル3F