2026/10/22NEW
来週11月1日(日)、第97回オークションを開催いたします!
今回オークションでは、著名な画家による美人画をそろえた個人コレクションや多彩な工芸作品が出品されます。コラムでは注目作家や作品をご紹介いたします。
明治・大正時代に活躍し、2021年に開催された回顧展によって再評価の機運が高まっている渡辺省亭、その回顧展にも出品された美人画3点が出品されます。省亭の描く女性像は、伝統的な表現ながら近代的な感覚をそなえ、鏑木清方など後世の画家に影響を与えました。ぜひ今回出品作から、省亭らしい瀟洒で風情のある表現をお楽しみください。
鏑木清方は、浮世絵の美人図を源流にしつつ独自の造形を加えた女性像を描き、近代日本画における美人画の世界を確立しました。今回出品作は、文芸の挿絵で培った描写を思わせる初期の作品から、自然と人物が調和する大正期の新しい表現、そして画家が慣れ親しんだ江戸の面影を伝える円熟期の作品がそろいます。
本作は、大正時代を象徴する美人画で知られる竹久夢二による希少な屏風仕立ての作品で、2018年に新発見が新聞で報じられた点でもたいへん貴重です。新春の遊びに興じる女性たちは純日本的な装いですが、バラの花模様の帯はモダンさも感じさせ、そして大きな瞳にたおやかな体つきは、一世を風靡した「夢二式美人」の魅力を存分に伝えています。
人間国宝・鹿児島寿蔵による愛らしい紙塑人形や、特徴的なキャラクター造形で知られる藪内佐斗司、そのほかにも平野千里など著名な彫刻家の作品をそろえたコレクションからは、日本独自の彫刻の美を味わうことができます。また、本コレクションではありませんが、近代日本彫刻の巨匠・高村光雲の茶人像(Lot.189)にもぜひご注目ください。
上記のほかにも、美人画コレクションからは伊東深水や、島成園や北野恒富といった大阪画壇、また岡本神草や甲斐庄楠音など、独特の美人画で名を馳せた画家の作品がそろいます。
工芸からも、多彩な陶磁器や印籠が出品され、さらにはÉmile Galléの家具やガラス作品や、多数の浮世絵作品など目白押しです。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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■ 開催日 ■
11月1日(日)12:00-
■ 下見会 ■
10月28日(水)~30日(金)10:00-18:00
10月31日(土)10:00-15:00
■ 会場 ■
東京都港区新橋5-14-10
新橋 スクエアビル3F


